「趣味は？」と聞かれたとき、オタクであるあなたはどう答えていますか？
アイドルファンとして日常的にライブへ足を運び、推し活を楽しんでいる人にとって、「趣味はアイドルの応援です」と素直に答えるのは意外と難しいものです。相手にどう思われるか、話が広がるかどうか、そもそも理解されるのか——そんな不安が頭をよぎり、曖昧に答えてしまうこともあるでしょう。
しかし、せっかく楽しい趣味を持っているのに、堂々と話せないのはもったいないことです。この記事では、アイドルファンが「趣味は？」と聞かれたときに、どう答えればスムーズで、なおかつ自分らしさを保てるかについて解説します。
あーー！これ！つい意味不明な回答しちゃうやつだぽろ！うわ！思い出す！あの日のことを！ぽろ！
オタクが「趣味は？」と聞かれたときに困る理由
まずは、なぜオタクが「趣味は？」と聞かれた際に答えづらいのかを整理してみましょう。
一般的な趣味と見なされにくい
たとえば「映画鑑賞」「旅行」「読書」といった趣味は、多くの人に共感されやすく、会話が広がりやすいものです。しかし、アイドルファンの趣味である「ライブ参戦」「チェキ会」「特典会」などは、一般的な趣味として受け入れられづらい側面があります。
そのため、相手がアイドル文化に詳しくない場合、「それってどんな感じなの？」と聞かれても説明が難しく、結果として話が続きにくくなることがあります。
偏見を持たれるのが怖い
特に世間一般では「アイドルオタク＝痛い、キモい」という偏見がまだ一部存在します。そのため、推し活を趣味として答えたときに相手がどう思うかが不安になり、答えるのをためらってしまうケースも少なくありません。
「ライブに行ってます」と答えるだけならまだしも、「アイドルに会いに行ってます」と答えることで変な目で見られるのではないか、という恐れがあるのです。
これが一番きついぽろ。
会話が広がりにくい
アイドルファンの趣味は、共通の話題がないと会話が止まりやすい特徴があります。たとえば「ライブ参戦が趣味です」と伝えた際、相手が「それってどんな感じ？」と興味を持ってくれればいいですが、そうでない場合は「あぁ、そうなんですね」で終わってしまうことも。
こうした不安があるため、オタクは「趣味は？」と聞かれたときに答えづらさを感じるのです。
シーン別！オタクが「趣味は？」と聞かれたときの答え方
では、具体的に「趣味は？」と聞かれたとき、どのように答えれば良いのでしょうか。ここではシチュエーション別に答え方を提案します。
カジュアルな場面（友人・知人・合コンなど）
友人や知人とのカジュアルな会話で「趣味は？」と聞かれた場合は、素直に答えるのがベストです。
【おすすめの答え方】
「アイドルのライブに行くのが趣味です」
「推しの応援をするのが楽しみなんです」
このとき、相手が「アイドル？どんなグループ？」と興味を示したら、軽いエピソードを添えると会話が続きやすくなります。
初対面・仕事関係などフォーマルな場
仕事関係やフォーマルな場で「趣味は？」と聞かれた場合、いきなり「アイドルの推し活です」と答えるのは躊躇するかもしれません。
その場合、少しオブラートに包んだ答え方がおすすめです。
【おすすめの答え方】
「音楽が好きで、よくライブに行きます」
「イベントに参加するのが趣味です」
このように伝えておけば、相手にとっても「普通の趣味」と受け取られやすく、変な偏見を持たれにくくなります。
もし相手がさらに深掘りしてくれた場合は、その流れで推し活の話を自然に出せば問題ありません。
推し活を前面に出したい場合
一方で、「推し活が趣味です！」と堂々と伝えたい場合もあります。その際は、相手にどう思われるかを気にしすぎず、自分の好きなことを正直に伝えましょう。
【おすすめの答え方】
「アイドルを応援するのが趣味です」
「ライブや特典会によく行ってます」
自信を持って話せば、意外と「へぇ、面白そうですね」と興味を持ってくれることも多いです。
遠いカテゴリで話せばいいんだぽろね！○○ちゃん推してます！→アイドルが好きです！→音楽が好きです！みたいに！
趣味をポジティブに伝えるコツ
推し活を趣味として話す際、次のポイントを押さえるとポジティブな印象を与えやすくなります。
楽しそうに話す
人は「好きなことを楽しそうに話す人」に好印象を抱きやすいです。そのため、推し活の話をするときは、あまり恥ずかしがらず、楽しそうに話すことを意識しましょう。
共通点を見つける
例えば、相手が音楽好きなら「ライブ好き」や「フェス好き」といった共通点を探ると話が広がりやすくなります。
【例】
「〇〇さんは音楽とか好きですか？」
こう質問することで、推し活以外の話題にも広げやすくなります。
深く語りすぎない
初対面やあまり親しくない人に対して、いきなり「特典会の話」や「推しメンのエピソード」を詳しく話しすぎると、相手が引いてしまうことがあります。
最初は軽く触れる程度にとどめ、相手の反応を見ながら話を進めましょう。
でも実際、「この人、純粋にアイドルが好きなんだなぁ」と感じたら、馬鹿にされたりはしないと思うぽろ！
自分の趣味に自信を持とう
「趣味は？」と聞かれたとき、オタクが答えづらさを感じるのは自然なことです。しかし、推し活は素晴らしい趣味の一つです。答え方さえ工夫すれば、会話が盛り上がったり、共通の趣味を持つ人と繋がるきっかけにもなります。
大切なのは「自信を持って話すこと」。推し活は恥ずかしいものではなく、自分の人生を豊かにする素晴らしい趣味です。次に「趣味は？」と聞かれたときは、ぜひ前向きに答えてみてくださいね。
