アイドルなど「推し」の対象がいる方であれば、「自分の存在を知ってもらいたい」というファン心理をお持ちでしょう。この記事では、推しに応援の気持ちをアピールし、「認知」してもらうための方法を紹介します。具体的なアクション、心構えについても解説しますので、推し活をしている方はぜひお読みください。
そもそも「認知」とは?
推し活における「認知」とは、「推し本人に自分の存在を認識してもらうこと」を意味します。より具体的に言えば、「顔と名前を覚えてもらうこと」「名前を呼んで話してもらうこと」「以前した会話の内容を推しが覚えていてくれること」などです。いずれも、推し活をしている方にとっては、ファン冥利につきる状態ではないでしょうか。
アイドルなど不特定多数を相手にする立場の人にとって、ファンの一人ひとりを認知するのは大変です。どれだけファンに感謝していても、日頃の活動で個人を意識することは難しくなってしまいます。特に人気のアイドルほどファンとの距離が遠ざかっていく傾向があります。
反面、ローカルアイドルのようにファンとの距離が近い場合、推しに認知してもらうことは十分に可能です。認知してもらえば、SNSやチェキ会などで顔なじみのように交流できます。推し活を充実させたい方は、認知を目標にしてみるのがおすすめです。
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推しに認知されているサイン
推しに認知されていることは、推しの以下のような反応から確かめられます。
- 推しが名前を呼んでくれる
- 以前話した内容を覚えてくれている
- 「いつもありがとうございます」と言ってくれる
いずれも、チェキ会など推しとの接触タイミングで注目していただきたいポイントです。
基本的に、アイドルはファンに対して感謝を持って接しているため、邪険に扱われることはないでしょう。しかし、「感謝していること」と「認知していること」は別問題。単に笑顔で接してくれるだけではなく、上記のような反応をわざわざしてくれる場合は、認知されていると期待できます。
認知を確かめる方法【非推奨】
認知されているか確かめる方法として、「アイドルとの接触時に「はじめまして」と言ってみる」という手があります。すでに会っている推しに対して、あえて「はじめまして」と言うことで、反応を伺うのです。推しが初対面のように接してきたなら、まだ認知されていないということになるでしょう。
ただし、推しを試すようなことになるためおすすめはできません。万が一、推しが以前の接触を覚えていた場合は「この人は覚えていないのかな?」と印象を悪くしてしまうことになります。素直に「いつも応援しています」と正攻法で認知を目指すのが賢明です。
あんまり駆け引きみたいのはよくないぽろ!素直に元気に、印象良くしていれば覚えてもらえるぽろ!
推しに認知されるためのアクション
認知されるためには、SNSでの活動が肝心です。さらに実際に推しと対面することで、認知を確かなものにします。以下では、推しに認知してもらうための具体的なアクションを紹介します。
リプを送る
SNS上で推しが投稿したら、可能な限りリプライを送りましょう。推しとしては、ファンからなんらかのリアクションがあればうれしいものです。何度も繰り返していれば、「このアカウントはいつも見るな」と認識してもらいやすくなるでしょう。
リポストする
推しの投稿をリポストするのもおすすめです。リポストは推しの投稿を拡散することになるため、活動の宣伝に繋がります。「人気向上に貢献してくれるファン」として、認知される可能性が高まるでしょう。推しに気持ちが伝わるため、応援メッセージを添えた引用リポストが効果的です。
推しに関する投稿をする
日頃から、押しに関する投稿を続けましょう。アイドルは、SNSの自分に関する投稿を検索する「エゴサーチ」を頻繁に行っています。日常的に自分に関する投稿をしているアカウントがあれば、注目せずにはいられないでしょう。
ライブに行く
認知を目指すうえで、推し本人に対面することは欠かせません。ライブ後の物販やチェキ会などが主な対面の場となるでしょう。SNSで上記のような下準備をしたうえで、「あのアカウントは自分です」ということを積極的にアピールしてください。
推しに認知されるためのポイント
推しに認知してもらうためには、以下のようなポイントを意識してください。
個性を打ち出す
たくさんいるファンのなかから認知してもらうためには、個性を強く打ち出すことが大切です。まず、本名は覚えづらいため、アカウント名として使用するのはおすすめできません。印象的なアカウント名を設定し、さらにその名前と紐づいたアイコンを設定することで覚えてもらいやすくなります。複数のSNSでアプローチする場合は、すべて同じアカウント名・アイコンを設定することも大切です。
リプライの際には毎回同じ絵文字を使う、特徴的な語尾をつけるといった工夫もあります。対面時には印象的な服装をする、という方法もありますが、くれぐれも清潔感や常識・マナーを意識しましょう。
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根気強く続ける
認知は一日にしてならず。上記のようなアクションをとってもすぐに認知してもらえるとは限りません。推しは、他にもたくさんのファンに対応しなければならないのです。焦らず、気長に活動を続けましょう。
認知してもらううえでの注意点
認知は、ファンにとってはうれしいことです。一方で、気をつけていただきたいこともあります。
認知してもらえなくても文句を言わない
認知は当たり前のことではありません。推しも人間なので、対応できるファンの数に限界があります。また、特定のファンを特別扱いできないといった事情もあるでしょう。認知してもらえなくても、推し本人や運営に文句を言うのはやめましょう。
厄介オタクにならないように
認知されると、アイドルとの距離が近くなった実感から、活動に対して苦言を呈するようになるファンもいます。推しに認知されたとしても、アイドル本人はその一部のファンだけのために活動しているわけではありません。認知されたときこそ、アイドルとの距離をわきまえることが大切です。